和柄の魅力とは

和柄とは、日本独自のデザインや模様を指します。

この伝統的な和柄を用いた建具や雑貨は、日本人だけでなく、海外の人々からも高く評価されています。

しかし、和柄を取り入れた製品は「高い」というイメージが多く、特に若い世代からは敬遠されがちです。

そこで、本記事では和柄雑貨の魅力とそのアクセシビリティについて、当社の視点から解説します。

和柄と伝統文化


和柄は、歴史と伝統に裏打ちされた美しいデザインです。

和柄は、古くは平安時代に遡りますが、それ以前にも日本独自の装飾文様がありました。

平安時代以降、外国との交流が進むにつれて、和柄も多様化しました。

例えば、室町時代や江戸時代には、豪華な模様が流行し、独自のスタイルが確立されてきました。

現代のおいては特に、建具に組子(くみこ)と呼ばれる格子模様を取り入れることでその美しさは一層際立ちます。

「組子」とは、特に建築や建具に見られる日本独特の格子模様のことを指します。

伝統的な日本の家や茶室の障子や窓、扉に取り入れられることが多く、木材を組み合わせてさまざまな幾何学模様を作り出す技法になります。

組子は実用的な役割として光を適度に取り入れたり、部屋の間仕切りとしての役割も果たしていますが、それだけでなく、デザインとしての美しさや風合いも非常に重要な要素とされています。


 
和柄のイメージ

進化し続ける“木工のまち・鹿沼”の伝統と技術の結晶「組子細工」


 

和柄に対して持っているイメージ


和柄に対するイメージは、時代や文化、地域や個人の背景によっても異なりますが、一般的に考えられる年代別のイメージは以下になります。
 

■若者(10代〜20代):

 

和柄は、古典的なイメージが強いものの、ファッションやデザインの中でモダンにアレンジされたものも多く見られるますし、和柄を取り入れた雑貨やファッション、アクセサリーが人気になってきております。

特に最近ではアニメやゲームのキャラクターデザインで和柄を取り入れたものが好まれることもあり、身近なものとなっております。

 

■中年(30代〜40代):

 

伝統的な和柄を尊重し、家の中や服装で取り入れることが増える年代でもあります。

結婚式や成人式などのフォーマルな場での使用を意識することが多いです。

何らかしらのイベントや記念日にお金を払ってよいものを利用する際に和柄を使用するケースが多いと思われます。

最近では和モダンなインテリアや雑貨、アートに興味を持つことも増えてきており、やはり身近な存在ともいえるでしょう。

 
■中高年(50代〜60代):
 

和柄に対する親しみや尊敬の気持ちがより強いとおもわれます。

両親の影響で若年層よりも伝統的な日本の文化や歴史に対する理解が深い事がそんけいの気持ちが強い理由と考えられます。

季節の変わり目や行事ごとに和柄のアイテム(ポーチや小物などの雑貨)を取り出して楽しむことが多いと言われております。

 
■高齢者(70代以上):
 

そもそも和柄を日常的に使用していた経験があるため、深い愛着や思い入れを持つことが多いと考えられます。

また、無意識的に和柄の背後にある意味や歴史、技法に詳しく、その伝統を次世代に伝える役割を果たす年代とも言われてます。

 

【まとめ】

これはあくまで一般的な傾向を示すもので、実際の個人の感じるイメージや価値観は多様です。

全体的に見てみると全世代で和柄を好む傾向ですが、若い世代は「高いからいらない」と考える傾向にあります。

それでも、この伝統的な組子を身近なものとして取り入れたいという思いは、多くの人々に共通しています。


 

和の良さ: 懐かしさと落ち着き


和柄や組子の建具は、見るだけで何となく懐かしい感じがします。

その懐かしさは、日本人が持つ本質的な何かに触れるからでしょう。

たとえば、畳一枚があるだけで、その空間は一気に落ち着きを取り戻し、せわしない日常から解放されるような気がします。

当社の強み: 世界で唯一の柄を作成


当社では、レーザー加工ではなく、彫刻で掘ることにより和柄や組子を表現しています。

これによって、一つ一つの製品に独自の「味」が出ます。

さらに、世界で唯一の柄や家紋を作成することも可能です。

第三者の声

当社の製品は、プレゼントとしても高い評価を受けています。

以前ご購入いただいた海外の大学教授からは、「日本の独自文化を感じられる製品は素晴らしい」と評価され、これまでにないくらい喜ばれたとのお言葉を頂きました。


また、先日ビジネスマンの方に木の名刺入れを買って頂きました。

その方は他の店舗にはない柄で興味を持って買っていただいたそうです。

その後、その方が取引商談中に木の名刺入れを見せたところ、珍しデザインで話題になり、スムーズに商談が進んだという嬉しいお声を頂いております。


 

まとめ

  


和柄雑貨は、その美しさと日本の伝統を感じさせる一方で、価格がハードルとされています。

しかし、それはあくまで一面に過ぎません。

当社では、手彫りの技によって独自の「味」を出し、世界で唯一無二の製品を提供しています。

年齢や価格にとらわれず、日本の美を身近に感じていただきたいと考えています。

日本の伝統とモダンが交錯する和柄雑貨。その魅力を是非、当社の製品で体感してください。